「カルマンギア 10年所有での車検更新」についてご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
先日、桜の開花宣言があり、
3/30土曜日は、風もありましたが、とても温かく散歩日和な陽気でしたね。
翌日の3/31は、天気は雨模様でしたが、夕刻からはお天気になりました。
と、言う事で、来週末の4/5辺りは、桜の見頃になるのではないでしょうか?
お天気に恵まれれば良いのですが…。
さて、今回、久々にブログを更新したいと思います。
っと言っても、本当であれば、と言いますか順番というのであれば、
本来は、「新作鞄」の事をFacebookで情報発信を上げてたので、本ブログで掲載する所なのですが、
すみません。
未だ準備が整わなく、先に近々の出来事となる、
標記「カルマンギア 10年所有での車検更新」について、活動記録を残したくブログを掲載したいと思います。
少々お付き合い頂ければ幸いです。
お陰様で、何だ彼んだと、今月3月で初回登録より約10年間となり車検更新と致しました。
後、どの位乗るのか、はたまた、乗れる事が可能なのか? 定かではありませんが、
買い替える、もしくは、手放すのも惜しく…、とりあえず車検更新の運びになりました。
先般のブログにも記載しておりますが、作って5年、乗り出し10年となり、
かなりボディーもボロボロです。
まあ、ボディー等は、やれていても、中身となるエンジン、足回りは、調子良様ですし、
取りあえず更新し、本日、カルマンギアを引き上げに、
ガレージタイプ1へお邪魔致しました。
ここは、先般の製作過程に当たって、また、今回の車検整備、申請登録等々お世話になった専門店です。
今回、ご紹介したい事は、このブログにもリンクを貼らして頂きましたが、
VW、のみならず、車輛、内燃機関、はたまた、バイク…、
ここでは、大枠の「車輛関連」と言うのが正しいのか、
その製作、創作活動のブログは、改めて、”有形のモノ作り”に刺激を受けるサイトです。
是非、車が好きな方、そうでない方も、
チェックして頂ければとご紹介させて頂ければと思います。
タイプワンblog / 虎鉄さん
http://ameblo.jp/tokyo1965typeone/ともかく、ここでの製作記録、創作記録は、「良い仕事してるね〜!」と拝見させて頂き、
自分への意欲、励みにさせて頂いております。
以上、近々の活動記録として「カルマンギア 10年所有での車検更新」でした。
そうそう、うっかり大切な事を記載忘れてました。
今回、マフラーも腐食により交換し、排気音が相当静かになりました。
また、ヒータホースも取り付けしてもらったので、車内はとても温かで快適でした。ありがとうございます!
丁度、空冷車にもドライバーにも優しい季節になりましたし、ドライブにでも行きたいものですね〜!
助手席空いてますよ〜!(苦笑)
ではまた。
良い日、良いお時間をお過ごしくださいね!
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- 2014/03/31(月) 02:04:37|
- Pharos Restore & 車再生奮闘記
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先般のレストア&車輛再生奮闘記エピソード1に続き、
今回は、レストア&車輛再生奮闘記
「エピソード2 VW Beetle 1977 レストア(再生) 2 完成」をお届けしたいと思います。
エピソード1では、走行に支障がない位に車体を分解し、元々黒い塗装の下にベースカラーの水色。
その塗装剥離、単色(ライトグリーン)の塗装を行い、車体の組み立て、
パーツ取り付けを行う内容を記載しました。
今回の「エピソード2完成」は、完成となる写真を掲載して進めてきたいと思います。
通算、約1年半くらいでしたでしょうか?
当初は、学生ともあって時間がありましたので、レストアに費やす時間もかなり有った事と思います。
今回の「Beetle1977」は、半分分解、半分塗装という位でしたので、
カルマンギアほどは時間も手間も、労力もかかりませんでした。
塗装も単色でしたので、塗装自体の手間も、そこそこだった事と思います。
とまあ、この様な感じで、何とか組み立て完成しました。

塗装の色は、ライトグリーンの単色塗装です。
前にも記載しましたが、元々は水色の車体に黒色が塗装されてた車輛でした。
内装も、1977年式のBeetleなので、フロントパネルには、黒のウレタン製パネルが装着し、
フロント中央部には、AMラジオが据え付けられていまし、ハンドルもこの年式らしく、
黒のプラスチック製ホーンカバーが付いた純正のものでした。
(もし、純正の車輛を見受ける事があったら、だいぶ変わった事と思います。)
(この掲載記事を引用させて頂きます。)
1978年式の製造最終年に作られた”グローリー”となる希少車ですが、作りの雰囲気はこの様な感じです。
http://typeone.co.jp/1978-type-1-glory.html)
(『ガレージタイプ1』のwebより引用)
写真からも見受けられる様に、天井部には、スライディングルーフが備わっております。
春、秋の走行には、ドアの両サイドにある三角窓を開放し、また天井部のスライディングルーフを開けると
開放的なドライブ走行が楽しめました。
やはり天井部からの日差しが入ると、車内も明るく、とても良いもんでしたよ。
このスライディングルーフの特徴は、天井部のフロントミラー付近に、手動のハンドルが備わっており、
このハンドルを回すと、天井部のルーフの開閉が出来る優れものでした。
オプションになりますが、ライトのリム周りにまつげの様なバイザーを取り付けております。
他、内装も、アメリカのワーゲンパーツ取り扱い店より個人輸入した各種パーツや、天井のラグトップ、
シートを張り替えを行うなどして、リニューアルに仕上げております。

この1977年式Beetleは、時代背景から、
ウィンカーの拡張、サイドにもウィンカー(”提灯”見たいな形)が装着され、
シートベルトも3点式のモノが備わっています。
この車の大きな特徴としては、後方のテールランプが大きい事。
この車の通称「ビッグテール」と言われる由来のものが備わっております。
ご存知の方も多いかと思いますが、このビートルは、
ポルシェと同じ創始者であるフェルディナンド・ポルシェ博士により生み出され、
1940年代ヒットラーの指示の基、富国と国民車を目指し、
低価格であり高性能、長距離走行も可能で、低燃費、等々色々と厳しい条件をクリアすべく、
技術改良をされて作られた車輛です。
最終的には、当時の西ドイツで1978年まで生産されており、
その後、メキシコや、ブラジルへでの生産に移行されました。
メキシコでの生産も2003年7月を持って終了となり、とても残念です。
メキシコ製のビートルは、通称「メキビー」と呼んでいるようですよ。
このビートルは、上記にも記載した様に1940年台より生産され、
歴史的な背景もありその歴史を見て行くと、その時代、時代で車体の形状の変化しております。
また、イタリアのデザイン、コーチビルダーが、カルマンギアを作成されたり、
Type2のBusは、バンや、マイクロバス、ピックアップ、トラックなど様々な形状が存在します。
Type3では、バリアントや、ノッピバック、ファストバック、カルマンギアがあったり、
カスタムでは、バギーやバハバグなどもお見受けします。
ブラジル生産では、ピューマ、Type4などもあるようです。
※以下、添付の各WEBサイトをご参考に下さい。生産当初よりその大まかなデザインは、変更する事無く現代に至っての事とおもいますが、
細かくは、1950年は、リアガラスが2分された”スプリット”
1950年代後半は、リアガラスが楕円の形をした”オーバル”や”セマフォー”と言った、
サイドのウィンカーがドアのピラーより飛び出す方向指示器が付いていたり
1960年台は、リアガラスが大きくなったが、方向指示器が小さいスモールテールなど
この時代くらいまでは、エンジン排気量も1200cc位が標準と思われます。
1967年は、フロントフェンダーやライト周りの形状が大きく変わり、電圧も6Vから12Vへの仕様へ変更
1970年頃には、ウィンカーが大きくなったり、
各所の変更や、利便性、快適性の必要性から、大きく変化しております。


実は、ちょっとしたエピッソードがありましたので、記載したいと思います。
当初、「全て自力で行うぞ!」との意気込みより、車輛作成を行い、
各所の塗装剥離、塗装、パーツ取り付け、組み立て行い、完成となりました。
(上記の写真では、リアガラスが装着されておりませんが、きちんと装着して完成しております。)
その後、仮ナンバーを登録、いざユーザー車検をすべく車検場へ予約を入れ車検に挑みました。
車検場に乗り入れ、車輛検査場のラインへ並ぶ・・・。
書類手続をなるべく自分で行い、多少は、代書屋さんに相談したりと、なんとか書類手続完了。
次に、車輛検査へ。
順番に各所の作動状況の確認、制動、駆動、動力…。
ライトの点灯、フィンカーの点灯、ブレーキの効き具合の確認、排気ガスの検査測定、…。
順調に検査をこなす。「いいぞ〜!」
次の検査で、下回りを確認。下から車体を覗き込み、棒でつついたり、叩いたり…各所の確認。
検査官2名が何やら話し込んでる…。何だろう〜?
「これ何年式?」との質問に、「1977年式ですけれど」と返答。
再び検査官が話し合い、何やら教本をひもといて確認している…。
「ああ〜、これマフラーのパーツが無いね〜」と言われるが、自分は「??」何の事っちゃ?
ナンバー取得を行おうと奮闘して手続きを進めてくも、
最終的には、この年式では車検の装備義務とされていたマフラーの「遮熱板が無い」、
重要パーツである「触媒が無い!」との事で車検に通らず…!
「ええ?知りませんよ〜そんな事」といっても、駄目は駄目。その時のマフラーは、社外製のモノであり、車検規制対象外のマフラーであったため不合格!
「何てこった〜!」
検査官より、事情を聞いて、何とかしなきゃと…。
急いで、近所のワーゲン取り扱い店に聞きに行って、「遮熱板」と「触媒」が無いか?と
問い合わせるも、残念ながら、パーツが無いとの無念の返答…。とほほ。
その時、店主より
「ああ、そう言えば、八王子にワーゲンの専門店があるよ!」との紹介より
「
ガレージタイプ1」を紹介して頂きました。
急いで車を走らせ、お店に伺い、状況説明し掛け合いガレージタイプ1の社長に相談…。
これが、このお店を知るキッカケだったと思います。
あれやこれやと、諸事情、状況を説明して、親身になって相談に乗ってくれた社長。
それから、何とかパーツをゲット!(その節は、本当にありがとうございました。)
そう言えば、
当時、ここには、ワーゲンが土に還りそうな位にワーゲンが沢山保管されていました。
「
ガレージタイプ1」の社長のご実家が、地主さんともあって、
畑の空き地に空冷ワーゲンが積み重なった光景を思い出します。
(20年位前の事ですので、そんな光景も見れません。ご了承ください。
今は、ガレージも周辺も、奇麗に整備されておりますので。)
結果的には、自分でのユーザー車検では車検合格には、至らなかったのですが、
「
ガレージタイプ1」で整備をしてもらい、車検の搭載義務であった「遮熱板」「触媒」を取り付け、無事、ナンバープレートを取得できました。
この様な記載となりましたが、
自作で車輛を作成し、学生生活でVWを乗り回し、就職し始めての数年間も乗り続けておりました。
思い起こせば、おおよそ18、19年位前の事、20歳代の前半にこの車輛を手にして、
レストア、塗装して、自作で作り上げ、その後、乗り続け約7年間所有しておりました。
どこへ行くのも、暑い日も、寒い日も、あちこち出かけにこのVWを乗ってきました。
そう言えば、いざドライブ、日本海に行くぞ!っと、金沢にドライブに行った事もあったっけな…。
最終的には、物損の車輛事故を起こしてしまい、全損。…とほほ。
丁度、この頃カルマンギアを入手しレストアに勤しんでいましたが、乗車する車も無くなってしまったので、
カルマンギアを復興するべくピッチを上げて製作に労力を費やしました。
今では、車輛もカルマンギアに変わりましたが、変わる事無く「空冷車」を維持しております。
すっかり”空冷病”の様ですね。
そんなこんなで、今までも空冷VWのある生活をおくってます。
皆様も、機会がありましたら、何だか不思議な魅力のある空冷VWを所有してみては如何でしょうか?
本件、「レストア&車輛再生奮闘記」プロローグ+5部作構成での話を記載してまいりました。
・プロローグ
・エピソード1 VW Beetle 1977 レストア(再生) 1
・エピソード2 VW Beetle 1977 レストア(再生) 2 完成
・エピソード3 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 1
・エピソード4 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 2
・エピソード5 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 3 完成
少々長いストーリーになりましたが、お付き合い頂きありがとうございました。
このブログを読んで、楽しんで頂けたのなら何よりです。
また、このサイトからの情報発信が、今後の皆様の「物作り等」の”キッカケ”になって頂ければと思います。
今後も、このサイト、この「レストア&車輛再生奮闘記」についても、なにがしのエピソードを持って、
更新出来ればと思います。**************************
おもしろ空冷VWのサイト お時間ありましたら是非参照ください。
46年の歴史にピリオド!ワーゲンバスT2が生産終了に!! from Brazil
http://clicccar.com/2013/08/23/228544/
http://www.vw.com.br/pt/planeta_volkswagen/clubes_e_associacoes0.html
ブラジルの空冷VW情報が満載!!
日本のみんなさん!ブラジルFUSCAフォーラムへ、ようこそ!(ホーム)
http://www.forumfuscabrasil.com/index.php?topic=55313.0
http://www.forumfuscabrasil.com/index.php?topic=56139.0
このサイトは、ブラジルにおけるVW情報や、珍ニュースが満載! いろいろ覗いていてください。
http://www.forumfuscabrasil.com/index.php/board,247.0.html
ご存知!日本の空冷VW専門雑誌の草分け! "Let's VW"
http://www.lets-vw.com/
ネットサーフィンで見つけた”おもしろブログサイト“・・・ブラジル情報やVWの話題も沢山ありました。
キーワード「Fusca 」で検索。ブラジルでのビートルの呼び名です。
http://blogs.dion.ne.jp/hiroyuki_morishita/
後半には、とても懐かしい映画の紹介もありました。「DUEL」 (記載日:November 23, 2007 参照)
http://www.hobidas.com/blog/vw/vw04/archives/cat475/index.html
Pharos 店主
- 2014/03/02(日) 22:27:08|
- Pharos Restore & 車再生奮闘記
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先般のレストア&車輛再生奮闘記エピソード3に続き、
今回は、レストア&車輛再生奮闘記
「エピソード4 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 2」をお届けしたいと思います。
今回は、自車車輛のレストア(再生)に当たって、使用したショプ、
各種パーツの調達、購入先、VWのショップ等々、
手持ちの数少ない資料より、抜粋、紹介してゆきながら奮闘記を書き込みしたいと思います。
************************
ご協力頂きましたショップ等々は、以下となります。
是非、各所のwebを覗いて見てください。良いもの、面白いものたくさん有りますので。
ガレージタイプ1
http://typeone.co.jp/〒192-0032 東京都八王子市石川町2579
Tel 042-644-0327 Fax 042-644-0514
営業時間 AM9:30-PM6:30 定休日 火曜日・祭日
Mail typeone@typeone.co.jp
West Coast Metric
https://www.westcoastmetric.com/index.phpこちらは、VWのラバー(ゴム)類の専門店と言っても過言ではないと思いますが、
ウェザーストラップや細かい各種のパーツ、品揃え豊富です。

左側は、水冷式のVW車用カタログ(Golfなど)、右側が、空冷式VW専用カタログ(Beetle、Karmann Ghiaなど)

ドアフレームのラバーも新品があります。

テールランプもライトリムのラバーもあります。

やはり、ラバー(ゴム)類は、とても充実しております!
Karmann Ghia Parts & Restoraion
http://karmannghia.com/今回、車体がカルマンギアともあって、この専門店での各種パーツは、本当に多く購入しました。
シートの調達もこちらを通じて、
張り替えシートメーカーである”TMI”へ、オリジナルシートを発注しました。
スムースビニールの2色シート 中央部がベージュ、両サイドは、オフホワイトのモノです。


20項目に分かれて、Karmann Ghiaのあらゆるパーツが充実!
ボディーパーツ、ハーネス、コンバーチブルパーツも、新品、中古、
デットストックなジャーマンパーツ等が満載。パーツのみでも1台作れそうな感じです。



クロムメッキのバンパーも、ヨーロピアンシングルバンパー、ダブルバンパーと充実!
フロアパン(フロアパネル)も修復場所に応じたパーツがあります。左右を丸ごと張り替えも可能です!

ボディーパーツも色々掲載。

コンバーチブルの幌も、内装のカーペットもオーダー可能!


電装系パーツもあります。ハーネスも取り替え可能。年式別に異なるハーネスも選択出来ます。

TMIは、旧車の車輛シート、コンバーチブルの幌など、多数取り扱いしております。
もちろん、空冷VWだけでなく、アメ車、ユーロ車、旧車のシート張り替えには、欠かせないメーカーです。

このカタログは、空冷VW専用のシートアプソロフィ(張り替え用シート)の総合カタログです。
Beetle、だけでなく、Karmann Ghia、Type2 Bus、Type3、Thingも充実!


内装用のカーペットも色目、年式別、デザイン、パイルの長さ、も沢山あります。カスタムのドアパネルもあります。

上記の2社を活用し、個人輸入で仕入れたパーツを再生車輛に活用しました。
この2社で、購入出来なかったものや、確認が必要となった物品等は、
以下、フラット4を活用して購入させて頂きました。
Flat-4
http://www.flat4.co.jp/・ドアハンドルは、こちらで再購入。個人輸入のモノは、直ぐに折れました。
やはり輸入製品の善し悪しが有り、値段は高いものの製品の品質は、良いもの有ります。
ケースバイケースになると思いますが、全て、上記2社でもなく、
モノによっては、国内のVW取り扱いの店で購入する事もオススメします。
品質保証されてますしね。

やはり、Flat4は、凄く充実!良いものも沢山ありますし、カタログも充実!




やはり、価格は高かったりしますが、良いモノ、良い品、多種多品種が充実!
他のショップ情報です。
California Import Parts LTD.
https://www2.cip1.com/
http://www.cip1.com/Item%20Catalog-Built.pdf


J Bugs
http://www.jbugs.com/


と、まあ、車体に付いていた再利用可能なパーツは、再利用してますが、ハーネス(配線)や、ラバー類、
各所、新品にした方が良いパーツは、概ねこの様な形で、個人輸入や専門店で購入しました。
特に、走る、止まる、曲がるの要所要所は、新品パーツや、メンテナンスをきちんと施してもらいました。
と言っても、原型を留めない位にバラしたので、一から組み立てた…と言うのが正しいようです。
本当でしたら、このエピソードで、作業工程の写真等を掲載したい所なのですが、あまり撮影しなかった事と、
当初は、スチールフィルムで撮影したものも、後半は、デジタルカメラで撮影したと思ったのですが、
データが、何処かにいってしまった…様です。すみません。
************************
ボディーの塗装を剥離して、そのままですとすぐ錆が上がって来てしまいますので、
剥離が終わったらすぐに下地塗装(プラサフでの塗装)をする事をオススメいたします。
と言う事で、
塗装の話を綴りたいと思います。
車輛塗料は、本塗装;ウレタン2液製、関西ペイント の 赤パールとクリア塗装
下地は、同、関西ペイントのウレタンプラサフ(グレー)を購入。
s.jpg)
プラサフとは、鉄板表面の防錆をすると共に、
表面の塗料の食いつき乗りを良くする為の下地塗装の事です。
(プライマー+サフェーサーが一緒になった物です。)
下回りは、シャーシブラックですが、1液製のモノで使用しております。
本塗装は、概ね3〜4コート吹き付け。
1.足付け塗装し、その後、1コート
2.足付け+1コートを吹いても、2コート目を吹いても、未だ下地の色目が透けて見える。
3.3コート目で、やっと色目が乗って来ている様な…
4.4コート目で、深みの有る様な仕上がりに
※やはり、下地に一度、濃いめの色、今回であれば、赤の濃い色を吹いてしないと、
いつまでたっても、色に深みがでなく、何回も塗料を吹いたので、かなり塗料の浪費をしました。(涙)
あと、明るい赤のパール色のせいか、
吹いている色目に、塗りが重なった所とそうでない所の、
色むらが出てしまうので、数回で色が決まる様に、下に1度深めの色を吹く事をお勧めします。
天井の塗装は、場所が高所であったり、
左側から、右側からとガンを持ち上げ上から吹き付けるので、難しい。
色むらにご注意ください。
塗料のガンも、今回自分としては、直圧式(カップがガンの上部に付くモノ)をお勧めします。
塗りの用途によって、吸い上げ式等も有るようですが、塗布の均一性、使用の加減からも、
霧も、切りも良く、中古の物でしたが、重宝しました。

塗装のコツを得ている訳でもありませんが、あくまで個人として、体験、経験、見聞きした中で、
やってみて色々考えさせられた事を記述したいと思います。
先ずは、やってみる事が大事かな…。
その中から、
・ガンのエアー圧調整
・塗料の粘性、シンナーでの希釈度合い
・ガンの吹き付け量とエアー調整
・両端に塗装した際の吹き付けガンの切り(オフ)
そうしないと、左右にガンを振って吹き付けするも、塗装がだぶって色むらになってしまうからです。
なかなか、言葉での説明は難しいですね。こんな事が、塗ってみて、事の他、色々有ります。
その前に、重要なのは、下地作りが肝心です。
板金、パテワーク、プラサフの塗装、水研ぎ、…良い塗装をする、良い塗装面を作るには、良い下地作りが肝心です。
本来、塗装の順序としては、
1.塗布する鉄板の磨く、表面の油脂を取るため、シンナーを染み込ました布巾でサッと拭き取る。
2.今回は、プラサフを使用 (本来は、プライマー、サフェーサーと吹き付けるようですが、
プライマーとサフェーサーが一体となった、プラサフで対応。)
3.足付け塗装をし、乾燥した所に更に1コート、半乾燥したら、2コート…と厚塗りする。
4.3〜4コートし、塗料に厚みと、防錆効果を取る。
5.その後、耐水ペーパーで表面を研磨、磨く。
表面の凹凸や、エクボや気泡の残りがあったら、補修し、再塗装。
※素人ながらの経験と10数年も前の事なので、詳細は、専門誌等でお調べ願います。
と、まあ、こんな感じで、下地塗装、水研ぎ耐水ペーパーで磨き、再度、下地塗装、磨き…2回〜3回繰り返し、
本塗装への準備を整える。
まだ、完成までには、先は長いですね…。
塗装は、大きく3つ
1.下地作り板金も含む 板金後のパテワーク、各種表面の形成。
2.下地塗装 油脂をとり鉄板にプラサフを吹き付けては、磨き、磨いては、下地を吹く。
3.赤色パール塗装 4コート位重ね塗装し、色の深みを出す。状況によっては、水研ぎし、研磨、再塗装。
4.表面のクリア塗装 透明な塗装を2〜3回塗装し、パール色では、ざらついた表面をクリア塗装で整える。
5.最終行程の事ですが、塗装が乾き2週間位経ってから、バフがけして、表面をコンパウンドで磨き上げる!
6.ピカピカになります。クリア塗装の場合は、研ぎ過ぎ注意!
今回、エピソードを綴るにも写真や資料といった媒体が余り無く、話に具体性を盛り込むにも苦慮しております。
てことで、保管、保存していた資料を写真取りして、掲載の材料としたいと思います。
洋書VW専門誌より抜粋
この様な再生された掲載記事の写真をみながら、いつの日か…と作成と復旧、復活に奮闘しておりました。





Youtubeより抜粋
自分の投稿したものではありません。あくまで、この様な事をした参考資料と掲載しております。
是非!
1966 Volkswagen Karmann Ghia Restoration
http://www.youtube.com/watch?v=2menpgZNjhA&feature=youtu.be
次回、「エピソード5 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 3 完成」に続く。
Pharos
- 2013/10/04(金) 20:48:21|
- Pharos Restore & 車再生奮闘記
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レストア&車輛再生奮闘記「エピソード3 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 1」丁度、今からさかのぼる事15年前、おおよそ1998年7月頃の事と思います。
自分の歳も未だ若き日の事でした。
私が、未だ”実家”にすんでいたときの事、
近所の友人が、「近所の〇〇辺りの駐車場に随分と長い事放置された”Karmann Ghia (カルマンギア)”があるよ」との情報より
このエピソード3が始まりました。
当初、エピソード1、2にも有る様に、VW Beetle'77 をレストア(再生)し、その車輛も完成し、
数ヶ月位経っての事だったと思います。
興味本位に言ってみると、確かに、そこには、ヒッソリと朽ち果てた1台の旧車、”カルマンギア”が、落ちていた。
いや、駐車場に駐車? 正しくは、放置してありました。
そこは、一応ながら月極駐車場でしたので、車体には、ナンバープレートも付いていましたし…、
とは言えど、
フロントガラスは、埃まみれ、タイヤの空気圧も抜けぎみ、やはり放置している様な車輛のつやもあせ、
長い事乗って、動かしていない様な形跡…。
下回りも確認、道のわだち、ホイールの汚れ具合…、やはり、長い事放置されれいるようだ…。
その様な”放置されたカルマンギア”が近所の駐車場に有る事を知り経過する事、数週間…。
行くも去るも、買い物ついでに近くに立ち寄る、その道を通る度、その放置車輛を見に行く事も、しばしば…。
正しくは、月極駐車場に駐車されている駐車車輛…を確認しに。
通りに面した駐車場で、その道を通行すれば放置車輛が見れるような場所に放置されていたので、
しばしば、動いているか否かの状況確認。
やっぱり、動いていない。動かしていない。
う~ん…、「欲しい~!」という気持ちが高鳴るばかり…。
レストアして、復活させたい! 見間違える様な位素敵な車に仕上げたい!
このまま朽ち果てるのではなく、再生し日の目を見させて上げたい!
と、あれやこれやと思い、
ここからが、新たなスタートになるのでしょうか?
このままでは、他人の持ち物。
どうすれば、この車輛の売買交渉が出来るか…?
親戚に車輛販売関係の者がいたので、早速、ナンバープレートを書き留め、
陸運局で、車検書登録情報をプリントアウト?してもらい、個人情報を調べて貰いました。
ナンバープレートの番号等を書き留めて、陸運局で、車検書登録情報をプリントアウト?してもらい、
その記載された所有者を調べて貰って…なんて事は、今のご時世は、出来るのかな?
個人情報保護法の関連より、この様な事って聞き出し難いのではなかろうか…?
とまあ、この当時だからこそ出来た方法?で、
この車検証の情報から、個人所有者の住所を割り当てて、確認ができました。
ん? 東京都下の駐車場で有りながら、所有者の住所は、千葉県…? なんだ?
所有者を割り当て、住所の該当する自宅を電話帳だったか、104の電話サービスだったかで、調査。
(考えてみると、この当時だからで来た事と思いますが、今はどうなんでしょうか?)
千葉県の住所は、所有者の実家だった様で、事情を説明し、本人の現住所、連絡先を伺う。
これが、またご本人の移転やら、不在で、なかなかリサーチが取れなかった事を記憶してます。
なんだかんだ、結局の所、やっと所有者と連絡が取れて、本人に事情を説明し、個人売買の交渉を…。
アポ、交渉の場が取れる運びとなり、後日、面と向かっての打ち合わせ、商談。
あれこれ、押し押されの交渉の末、条件を色々飲んで、20万円で購入。
ちょっと高いんじゃないの~!って、率直な感想。まだ、ここから、費用かかるんだけど~!
ま、色々聞く所によると、まあ、その位でしょう…との事。
余談ですが、所有者は、月極駐車場に長い事放置してあったので、かかる対価も放置していたようです。
結局、支払いの滞っていた駐車場代で、2年分の約12万位?を納めたようです。
購入代金を先に振り込み…。
車輛の鍵も引き渡され、数日後、放置された駐車場より友達の車輛でけん引してもらう事に。
放置された車輛の駐車場に行き、けん引してもらう準備を行う…。
鍵でロックを外し、埃まみれのガラス窓、空気が抜けたタイヤ、エッサホイサと車輛の窓を開け、
車輛を押してハンドルを切り返し、引いてハンドル切り返し…と搬出の準備。
そうそう、エンジンはかかりません。既にバッテリーも無く、かからない状態であったので、けん引の運びとなりました。
けん引して、自宅へ移動を行うが、
初めての左ハンドル車、けん引での移動でも、何だか勝手が違うのに凄くたじろいだ事を記憶してます。
ましてや、旧車、カルマンギアはちょっと特殊でした。車高も低いし、何だか、ハンドルは細く、足下は右に向いた感覚。
「ゆっくりゆっくり、引っ張って!」と声をかけるも、「ゆっくり引っ張ってるよ!」との返答。
本当かよ~!速いよ~」って…。
けん引する友人の感覚、けん引される左ハンドル初乗りの自分の感覚、相互の感覚の違いに、
公道をけん引してもらってビクビクでした。
1kmも無い所でしたが、友人の車に引っ張られ、順調に自宅へ移動。無事、自宅の駐車場へ移動完了となりました。
Karmann Ghia(カルマンギア)は、1960年製の旧車ですので、ハンドルも細く、レトロ。
アクセルとクラッチは、構造上、中央に走るシャーシに連結、床面にアクセル、ブレーキ、クラッチが接合、
下部より上部にフットレバーが伸びている感覚なので、自然と体は、正面を向くものの、足腰は右によじれた感覚になります。
面白いでしょ…!
もう、15年前の感覚ですが、あの時の初乗り、初動かし、初左ハンドル…、とても懐かしくも、くすぐったい感覚です。
数日後より、車輛のバラしに入る。
ここで、問題を含みながらの着手。代金払い、鍵も引き渡され、月極駐車場より移動するも、名義変更が終わってない…。
このままでは、未だ、他人の所有物…。 と、言うも、
結構バラし始めてしまっていたので、「やっぱり返せ!」と言われたら、大変な次第でした。(苦笑)
結果、
色々、連絡し、催促し、やっとの事で、住民票やら、印鑑証明書やら書類一式を受け取り、
その後、無事に名義変更終了! 抹消登録、無事に自己所有物としての登録完了!
本格してのレストアスタート!との運びになりました。1998年10月頃の事でしょうか…。
意気揚々と車輛の解体… 今回のレストア構想は、フルレストア!
・フレームアップによる錆びとり、防錆、
・何層にも重ね塗りされた塗料を総隔離、一連の化粧を落とし、色塗り直し
・全てを奇麗に一新しての再生
※…後々、この内容の問題点に触れたいと思いますが、
フレームアップ、塗料剥離は、それ相応の事をきちんとやらなければ、車輛本体に負荷を与えてしまうようですので、ご注意ください。
決して、フレームアップ、塗装剥離が、最善と言う事は有りませんので、ご理解頂ければと思います。
「フルレストアで、奇麗なカルマンギアを作成しよう~!」と思い、解体に着手。
これからが、長い長い、時間と労力の作業の始まりでした。
あれやこれやと車体のパーツを外し、バラバラに…。取り外したパーツは、部門、場所、パート別に区分け、タグ付けして保管。
錆の有るパーツ、塗料を何層にも塗られたボディーパーツは、塗料剥離…と、
はじめは、とても楽しいもので、休日、週末は、勤しんで作業に取りかかってました。
レストアをするにあたり、はじめは、青天井で行ってましたが、
雨を凌ぐのに、家の軒先に足場パイプでの小屋を建てて、一応ながら雨風を凌げる様なモノを作成して、レストアを行いました。
やはり、屋根が有ると無いとでは、作業の効率性は、全然違います。
また、バラしたパーツの保管場所の確保も必要になります。
何処かの本に記載された事と思いますが、レストアするには、車体の3倍以上の場所が無いと出来ません。
と言うか、やっぱりそれ位の場所が無いと作業を行うのに不便を感じます。
中には、フルレストアをもっと狭小の場所で行った…なんて言う方いるかも知れませんが、広いに超した事はありません。
ここでは、幾つか写真を付けて書き込んでゆきたいと思います。
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個人売買から購入し、自宅の裏庭に移設、いざレストア開始との意気込みで、
レストア前の車体状況を撮影。

後方より撮影。その先に小さく移る、薄緑色のBeetle'77 は、エピソード1、2の記録となる車です。
後年式なので、走りも快調でした。





この写真以下、内装を剥がし、ボディーをフレームアップ。
足場パイプで、フレームの支えを作り、ボディーとシャーシを分離。各所の補修メンテを行うが、
各所の錆、くさり、損傷がひどく、素人ながらの処理、防錆で対処。
(今の知識からみて、当初は技術も無かったので、修繕は、出来ていないに等しい…。)


錆びとりは、ひたすらベビーサンダー、直圧式サンドブラスト、を使用して剥離。
剥離材も使用したが、剥離材の剥がし残しの処理が大変。皮膚に付着すると火傷します。取り扱いにご注意ください。










ボディーの下回りは、水がたまり易く、ヒーターの流れるダクトを兼ねているため、
このように腐っている事が多い様です。この辺もきちんと修繕、補修出来れば良かったです。

ここでは、リアパネルの塗料剥離の状況です。ベビーサンダーの金属ブラシでひたすら削る。
騒音と塗料の粉塵を予防し、耳栓とマスクは、必ず着用。
本体同様、塗料の層は、7色、8色のレインボーカラー、…本来は、水色。
赤、青、緑、…ピンク、灰色とたくさんの重ね塗りでした。


直圧式サンドブラストとベビーサンダーを併用し、ひたすら塗装を研磨、剥離、防錆処理。
…本来ここまでしなくても良いようです。返って錆びる原因作ってしまっているようです。
ちなみに、黒い防錆塗料は、POR15を使用しています。若干、塗料を薄め、のばして塗布してますが、
やはり錆びると思います。
POR15は、防錆に優れているようですが、厚塗りすると、はがれ易いのも特徴の様です。
また、経年によっては、フィルムの様にペロッとはがれてきます。…ムムム。

フレームアップし、車体を横にして錆びとりや、各所の補修を行う。合わせて防錆塗料をぬり防錆処理。
この様な近い姿の状態を、「BBQではなく、カーベキュー」と記載している雑誌も有りました。
車を串刺しにして、回転式で、防錆処理作業を行っておりました。くるくると回転式で…。

日付を確認し、ここまででも、1年以上経過…。
丁度、このころ
「Old Timer 」と言う雑誌も読み漁り、
この様な修理は推理…の如く、素人レストアを行って、日夜、再生を楽しんでいた事でした。
ここまでも・・・、これからも・・・、まだ先の長い時間と労力の「道のり」の最中でした。
次回、「エピソード4 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 2」に続く。
Pharos 店主
- 2013/09/07(土) 03:18:45|
- Pharos Restore & 車再生奮闘記
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今回は、このカテゴリー(区分け)初のブログを掲載したいと思います。
「レストア&車輛再生奮闘記」プロローグ…このカテゴリーは、ブログサイト「レストア&車輛再生奮闘記」を立ち上げた当初より
「この活動記録を作成しよう!」と作成してましたが、
随分と、長い事記載に至っておりませんで失礼しました。
と言うのも、この内容を記載しようと思っても、なかなか、題材の写真をデジタル化したり、
色々と下準備が必要だった事と、
どの様な順番や話の構成で記載したら良い活動記録になり、楽しんで頂けるか?と
少々策を練ってました。そんなこんなで、今まで記載、記録に至らず、今に至った次第です。
ようやく記載にまでに準備が整った所と思い、活動記録の情報発信として書き記して行こうかと思います。
構成としては、「エピソード5」として、プロローグ+5部作構成での話を綴りたいと思ってます。・プロローグ
・エピソード1 VW Beetle 1977 レストア(再生) 1
・エピソード2 VW Beetle 1977 レストア(再生) 2 完成
・エピソード3 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 1
・エピソード4 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 2
・エピソード5 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 3 完成少々長いストーリーになるかと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。何だか某SF映画の様な構成でありますが…。
と言いますか、策を練っているうちに、少々話が長くなりそうに思え、某SF映画を”真似”したような感じでしょうか?
この活動記録も、正直一気に1章で書き終えてしまうのも忍びないし、
各章の構成を持って、細かな所も余す事無く書き記したいな~と…思いました。
一応、各章の話は、関連性をもって、繋がる予定でおります。
ですので、
私事の話ではありますが、storyteller(物語の語り手)のstorytelling として、お付き合い頂ければと思います。また、このサイトからの情報発信が、
皆様に何か良い「物作り等」の”キッカケ”になって頂ければと思います。先ずは、各章の展開と順序を説明したいと思います。
・エピソード3 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 1
その後
・エピソード4 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 2
・エピソード5 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 3 完成と書き記し、その後
・エピソード1 VW Beetle 1977 レストア(再生) 1
・エピソード2 VW Beetle 1977 レストア(再生) 2 完成
と書き進めていきたいと思います。
はじめに、各詳細の資料は、
ここ数年前に大掃除をした際、掃除して捨ててしまいました。(涙)
詳細がハッキリしない点もありますが、ご了承願います。
ちなみに、もう要らないだろう…と思って捨てたものは、
・金銭台帳 Karmann Ghia (カルマンギア)の購入、部品、各消耗品一式の領収書、明細帳
紙ヤスリ1枚からも家計簿の様に細かく費用、経費を記載していたのですが…。
・部品購入リスト メーカー別購入パーツ一覧
各メーカーに発注したパーツリスト、ラバー、ライト、エンジンパーツを含め、
取り付け、交換した発注パーツリスト
・個人輸入の税関手続き資料 等々 アメリカの専門店にパーツ注文、国際宅急便等で配送した際の資料であったり、
個人輸入やアメリカに買い付けに行って、空港止めで送った際の税関手続き資料…。
これらを捨ててしまった時は、いい加減持ってても仕方ない、もう十分かな〜と思い、捨ててしまいました。
この様な形で公にする時が来るとは思ってなかった…。
取り合えず、今となっては、残りの資料(写真や専門誌…メモ…)、写真の日付、あれこれ主線、伏線より、
情報、状況、記憶を紡いで構成しております。ご了承願います。
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この場を借りて、このレストアにご協力して頂きました関係各位に重ねてお礼申し上げます。
ガレージタイプ1の斉藤社長、田倉様、小林様…本当に感謝しております。
http://typeone.co.jp/また、自分の実兄にも多大な協力を得て、この様に何とか仕上がった事と思います。
自宅の裏庭で、バックヤードビルダー、レストアするんだ!と解体し、手を付けたは良いけれど、
いざ組み立てなり、どうしようも無くなり、
自力で出来るにも、素人ながらのパーツ取り付け、色塗り、シート張り替え、単純作業が出来る位…。
それでも、作業量は膨大ですが…。
車輛走行として重要な、「走る」「止まる」「曲がる」の”メカニック技術があってこそなせる事”に至っては、
ガレージタイプ1の協力があってこそ、ここまで至った事と思います。「自分で出来る所は、自分でやる」を基本に、
あれこれとアドバイス・助言を頂き、
ガレージタイプ1の敷地の片隅をお借りし、
組み立て作業、等々、なるべく自分で行える点は自力で作成し続ける事、週末通いして1年半。
結果、一応ながら作り上げた達成感と自作車輛と言う事もあってか、思いも一入に思いました。
そうそう、素人ながらの作品に、プロ目線の厳しいお言葉、
あれこれとボロいの、ここの詰めが甘い…なんやかんやと言われた事も覚えております。(笑)
そんな出来事も、今となっては、楽しい思い出です。
旧車であり、各消耗品類のなじむまでの乗り出し当初は、いろいろ故障や問題も有りましたが、
なんだかんだ乗り続け、お陰様で現在では、所有歴が、おおよそ10年になります。
10年間雨ざらしの青天井で保管ですから、現在の車輛状態は、ボディーの塗装も内装もかなりやれております。
ボロいながらも、エンジン足回りは、好調で、今も乗り続けております。
また、本車輛を復活!?と言う事も有れば、是非お力お貸し頂ければと思います。次回、「レストア&車輛再生奮闘記」
エピソード3 VW Karmann Ghia 1960 レストア(再生) 1」」に続く。
Pharos 店主
- 2013/08/22(木) 23:02:24|
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