皆様、如何お過ごしでしょうか?
先般、4月20日(土曜日)、4月21日(日曜日)は、横浜市中区吉田町にて「アート&ジャズフェスティバル」の催しがありましたが、
初日の20日(土曜日)は、天候に恵まれず、12時より設営を始め、13時に開催と準備を進めたものの、
展示、商品陳列が終わったと思ったら、降雨の為中止となりました。
また、21日は、何とか開催時刻の13時には天候も回復し、最終日となった、この日のみ開催の運びになりました。
その様な天候でも、お陰様で多くの方がご来場頂き、
また、Pharosの出店ブースにも多くの方が訪問頂き誠にありがとうございました。
普段、展示する事が出来ない作品でもありますが、ハンモック&ハンモックスタンドの寝心地は、如何でしたでしょうか?
また、4月28日(日曜日)は、先般のブログにも記載させて頂きましたが、
「ぶらじる商会 "RENASCENÇA DO JAZZSAMBA"発売記念ライブ@JazzSpot 「DOLPHY」が開催されました。
今回、予想外の多くの方のご来場の運びとなり、私からも、改めて御礼申し上げます。
本件イベントでは、横浜ジャズ研の菊川氏、そして私と、DJとしてサポートさせて頂き、
LIVEの合間、合間に厳選した、ジャズやブラジル音楽をお届けさせて頂きましが、如何でしたでしょうか?
楽しんで頂けたのなら何よりです。
また、DJとしては、未だ未だ素人な私ですが、LIVEパフォーマンスの素敵な一端を担える事が出来たのなら何よりです。
今後とも、横浜発の
「ぶらじる商会」 http://brasho.web.fc2.com/「横浜ジャズ研」 http://jazzken.youknowhat.com/「Pharos」 http://www.pharos-yokohama.info/ を宜しくお願い申し上げます。
**********************************************
さて、本題になりますが、今回は、「食」についての”モノ作り”の情報を記載したいともいます。
今回は、「リングイッサ作り」に付いてブログを掲載したいと思います。
先般、友人宅のホームパーティー&BBQを開催致しました。
そして、その催しの一環で、
今回は、”リングイッサ”(ソーセージ)作りを致しました。
(あえてブラジル・ポルトガル語での名称”リングイッサ”で記載したいと思います。)


その際の状況を今回は、ブログにしたいと思います。
その前に…
どの様な経緯で、この機器「Sausage Stuffer」を、どこで入手、購入したのかも含め、少々記載したいと思います。
ここでご紹介するサイト等々、そもそもの「キッカケ」を掻い摘んで書き込みしたいと思います。
********************
そもそも、自分が20歳位のときに円高ドル安もあり、また、丁度この年代のときに「個人輸入」が、はやった?時期でもあったと思います。
例で言うならば、
L.L.Bean や
LandsEnd 、
Eastbay、
NorthernTool、
Cabela's、
Rei、
Campmore、
Gandermountain、
Williams-Sonoma、…、ここに挙げたのは、ほんの一例ですが、
いろんな物が輸入しても、安かった、安く購入出来た時期がありました。
(興味がありましたら、上記の各社を検索してみてください。)
当初は、
J.crewなんかも、日本に輸入出来たんですが、今は、代理店も出来たので、もう通販は出来ない?と思います。
(確認したのですが、今は、日本への輸入も大丈夫になったのかな?)
良質なアメリカ製品、アメリカンなデザイン製品、あるいは、コンフォータブル(便利な)商品、合理性を追求した機械製品、…等、
個人輸入で安く入手が出来ました。
そんな円高ドル安、海外品、輸入品があまり無かった…時代背景もあって、
個人輸入という方法にハマり、あれこれと海外にレターやFAXを送って、奮闘しておりました。
当時は、未だインターネットやメールと言った通信媒体も普及していなかったので、
もっぱら、FAXが主流で、国際電話で、KDD等々を使用してのアクセスでした。
時には、片言の英語で、「レターを送りたいからFAX番号を教えてください」なんてFAX番号を聞いて、
その後、タイプライターで英文の見積依頼書を作成したりと…。良い勉強になりましたね。
海外に電話してやり取りし、なんだかんだ、結構な(○万円)電話代がかかった事もありました!びっくり!
さすがに失敗たったのは、革靴と貴金属でした…革靴は、簡易税率が高く、60%も付いたので、結果、日本で買った方が、安かったなんて事も…。
貴金属は、その質感や、金の純度(18金、14金)に失敗…。
衣料品は、最初はサイズ感に失敗したりとありましたが、ある程度分かってくると良い物が安く変えた時代でした。
有名なアウトドアブランドのブルゾンやフリースが安く入手する事も出来ました。
他には、丁度、この時期に愛車のフォルクスワーゲン ビートル1977年式を安く入手したので、
個人輸入を活かし、アメリカ西海岸のワーゲンパーツショップにアクセスし、
ビートルの部品やレストアするパーツや、工具、を買いまくった時期でした。
車輛関係は、関税も安く、面白いパーツ、部品、工具も充実!
さすが、アメリカ!合理的な機械等が、安くあります。性能は多少国産より落ちるかも知れませんが…。
Eastwood tool なんかも、オススメです。以前、ハンディーのサンドブラスターを購入!すげー便利!
http://www.eastwood.com/speed-blast-gravity-feed-blaster.html(下記、
Northern Toolもオススメの一社です。)
その後、機会あってアメリカのロスに遊びに行った際、また、現地のショップに買い付けに行った事も、古い話です。
この様な時代に、自分は、個人輸入にハマって、各国よりアレコレとカタログや商品を取り寄せて、
友人知人に注文を取って、良い物を安く提供していた…なんて、時期がありました。
また、米軍基地にて飲食や買い物といった事も…。
本題から大きくズレたので、本題に戻ります。
この個人輸入やレストア、米軍基地での体験などの話は、機会を見て続きを書き込み出来ればと思います。
**********************************************
で、本題。
そうです、先日友人宅で、BBQ&ハウスパーティーの催しの一環で、”リングイッサ”を作りました。
今回、用意した肉は約5KG 約20~25人でのBBQでした。


ちなみにソーセージメーカーは、私の所有物です。
購入したのは、1年半位前になりますか…Northern Tool というところで購入しました。(※以下、ご参考まで WEB)
http://www.northerntool.com/http://www.northerntool.com/shop/tools/product_200449319_200449319是非、皆様も興味がありましたら下記WEBサイト等をご参考にして頂ければと思います。
ソーセージ作りは、1度、自分が20代前半頃にホイップ状の絞り器の様な袋での腸詰めを体験したのですが、見事に失敗。
この歳になって、燻製づくりを知人に教えて、その知人が燻製づくりから発展し、
ソーセージ作りのコーキングガン見たいな腸詰め機を購入し、
それを見た自分が、改めて、リングイッサ作りに魅了されて個人輸入でこの機械を購入た…と言うのが簡単な経緯でした。
かれこれ通算6回ほど作成しておりますが、リングイッサ作りも中々の味と荷姿に仕上がる様になった事と思います。
(燻製の話も、また機会を設けて書き込みしたいと思います!)
さて、機器のスペック、概要は、以下のとおりです。
ご参考に
「Kitchener 5-Lb. Stainless Steel Sausage Stuffer」
内容量は、約2kgの具材が入ります。構造は至って単純。ハンドルをまわせば、押し下げプレートが下がり、
具材を押し出すし仕組みになってます。
機器も概ね取り外し出来て、洗浄も可能ですので衛生的です。(上記アドレスの動画を参照頂ければ詳細が分かります。)
ちなみに、取り替えノズルは3種各1本しか無いので、取り替えようノズルを自作しました。
東急ハンズでプラスチック製丸筒、大、中、小、とプラスチック板、アロンアルファで接着。
プラ板を筒の内側の内径で穴をあけ、外形を市販のノズルの外形と合わせて、アロンアルファ(液状)で接着しました。

簡単に変えノズルが作成出来ますので、お試しください。
取り替え用の変えノズルがあると作業効率性が良いのでオススメ致します。(※別添写真参照)
その前に「 Sausage Stuffer」の購入費用ですが、
本体価格は、99ドルですので、おおよそ、現レートで換算すると、約9,700円
輸送量が結構かかり、予想外でした。
やはり「鉄の固まり」となる重量物を国際宅急便で輸入したのですが、少々高く付きました。
結果、送料+諸経費混み込みで、約60ドル位したと思います。
自分が1年半位前に購入して、おおよそ16,000円~17,000円の費用となりましたが、
今では、良い遊び道具で重宝しておりますし、とても便利な道具と思います。
過去、ホイップ状の絞り器で苦戦しましたが、至って簡単!!一家に1台あったら凄く便利!
リングイッサの内容は、(「ソーセージ 作り方」で検索すると沢山出てきますので、参照ください!)
肉:粗挽き豚肉:1kg対して お肉は、赤身肉を中心にバラも含め、粗挽きの肉のゴロゴロ感があるとOK!
塩:8g 多分…?
胡椒:3g
氷水、もしくは、クラッシュ氷、50cc
お好みのハーブ 各3g
バジル、ガーリックパウダー、パセリ、タイム、オニオンパウダー、タイム、セイジ、…。
無難に塩、胡椒でも良いかと思います。
具材に香辛料、氷水を入れ、乳化する位に揉み込んでから、スタッファーに投入してください。
今回は、豚腸を使用しております。
一番肝心な、腸の購入先ですが、少量使用するのであれば、東急ハンズ等でも購入出来ます。
塩で固められた物で、5m位あるでしょうか?豚腸も、羊腸も売っているかと思います。
多分1500円位です。高いな〜!
もっと使用する、あるいは、知人等で分配して買う、使用するとあれば、築地にある肉屋に売ってますよ。
確か秋田屋さんだったかな? 築地場外の中心部に構える肉屋さんです。
値段は、相場もある事とおもいますが、豚腸、羊腸共に1kg:5,000円で、量は半端無くあります。
多分、繋げたら豚腸であれば、50m位にはなるのでは…羊腸なら60mいくのでは?
ですので、個人使用であれば、シェアする方が無難と思います。
丁度、1本裏手の路地には、スパイス屋もありますので、
いろんな種類の珍しいスパイスも売ってますので参考にしてください。
さて、作り方ですが、
羊腸、豚腸は、使用前に水にさらして、約30分、若干ふやかして、塩抜きしてください。
ノズルに腸を被せて、ノズルの背の部分より注水し、腸を膨らませながらノズルに差し込んでゆきます。
(※別紙、写真参照)



ノズルの太さにも寄りますし、腸の太さにも影響しますが、膨らましながらノズルに被せてゆきます。
あんまり太く腸をノズルに被せると、豚腸の場合、ノズルと本体接合カプラー(黒色の本体接合ネジ)の間に隙間が無いため、
程々にした方が良いかと思います。
(ノズルをカプラーを通して本体に接合する為、太く巻いてしまうとカプラーがノズルを通らなくなてしまう為)
後は
腸詰めを致します。
始めに、プレートを圧縮かけると腸が、空気で膨らむので、爪楊枝等で穴をあけ空気を抜いてください。
次に具材が出て来たら、腸詰めしてください。
あんまり詰め込み過ぎない様に、かといって、スカスカ過ぎない様に、腸の太さを見てバランス良くすめてゆきます。
最後には、各々に細かく細分化するので、詰め過ぎだと破裂します。


リングイッサの結ぶ、分割方法は、以下手順
1.先ずは、大きく全体を2分割し、ねじる。左右に垂れ下がったら、各々の長さに小分けします。
2.上部から適当な長さ(10cm位)に、左をねじり、右もねじり、左右を合わせて、一周しねじります。
3.ねじって、輪っかが出来たら、その穴に、リングイッサのどちらか一方を通す。 2番以下の繰り返し。
文書だけの説明では、分かりにくいかなあ〜。


最後に、湯通しして、乾燥。BBQでの焼きに備えて出来上がり。
是非、これから夏に向けてのBBQや野外でのキャンプ等に、是非、手作りリングイッサを作ってみては如何でしょうか?
是非、このサイトからの情報発信が、皆様の生活のお役に立てれれば何よりです。
Pharos 店主
スポンサーサイト
- 2013/05/02(木) 01:59:28|
- Pharos 有形無形の”モノ作り”と”お知らせ”
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0