今日のブログのトピックは、「革の卸し問屋について」と題して記載したいと思います。
少々お付き合い頂ければ幸いです。
さて、
先般のブログで、革問屋の情報について改めて記載する…との旨を掲載しておりましたが、
記載至って無かったので、今回のトピックとして記述したいと思います。
また、前回のブログ更新の際、「新作4点」の話題を記載し、
その際、今回掲載しております革の卸し問屋の写真を先にアップしておりましたが、
今回は、その掲載写真について、補足説明も記載しながら進めてゆきたいと思います。
そして、今回この話題を掲載するに、いつものボリュームからすると
分割した形になりますが、前編、後編の2分構成の記載と言っても、
ざ〜っと記載、さわり程度となりますが、ご了承願います。
********
今回、革問屋は2件ご紹介させて頂きたかったのですが、
もう一店舗は、許可がとれなかったもので、残念ですが、掲載できません。
浅草7丁目付近いある老舗で、WEBにも個人販売可能との記載も出ておりますし、
良質の商品を多数取り扱ってます。何かの折に興味ある方はお調べ頂ければと思います。
私自身も、何度となく訪問し、先般の色目、張り腰のある絶版してしまった栃木レザーの赤茶の革や、
以前購入した「キャニオン」と言うシボのある革を購入した卸問屋さんになります。
また、前回作成したショルダーバッグの革もこちらで購入しました。
参考までに写真のみ掲載させて頂きます。

こちらが、上記の革を用いて作成したショルダー鞄になります。如何でしょうか?

そして、もう一方は、
こちらの
株式会社伊藤登商店 http://www.itoh-noboru.jp/ にお邪魔させて頂きました。
住所:東京都台東区今戸2-20-11
現地への買い付けは、WEBにも記載ありますが、
「ご予約のない突然のご来社には対応できません。」との記載もありますので、
訪問を希望される方は、必ず要事前連絡、事前アポでお尋ね頂ければと思います。
すでにご存知の方もいらっしゃる事と思いますが、
こちらの卸し問屋は、栃木レザーのWEBのリンクにもある栃木レザー取扱店になります。
http://www.tochigi-leather.co.jp/link/ 
以下、2枚の写真は、ヌメ革の原皮になります。向かって右側が吟面、
そして左側が、吟面を漉いた後の床材だそうです。
床材の用途は、主に工業製品等に用いられるとの事でしたが、例で挙げるなら、作業用ベルト等に加工される?との事。?
そして、吟面には着色が無かったので、これからこの原皮となるモノを染料で染める様です…?
今度、改めて確認しますね!

こちらは、今回購入した新規の栃木レザー焦茶、シボ有りの革となります。オイルがしっかり入っていて、
とてもしなやかな仕上がりになっております。色目も焦茶ですが、非常に良い革です。

こちらの革は、株式会社伊藤登商店の定番商品の革・レザーとの事で、今後、安定的に購入できる品物の様です。
取り扱い商品のサンプルも多数頂いたのですが、
写真撮影に至っておりませんので、次回に掲載したいと思います。
種類も、シボ有り(バケッタ)、スムースレザー(クラシコ、シアロ)、
栃木レザーでありながらも様々な色目をお見受けいたしました。
一部、イタリアレザーも取り扱いがある様ですが、色目も質感も良い、興味をそそられる革でした。
特に、ここで取り扱いされている「クラシコ」「プルアップ」(写真資料)は、一目を置く良い色目の革でした。

ネイビーの革がとても興味深い品でした。

このワインレッドも非常にいい状態でした。

今回、この革問屋への訪問は3月の下旬でしたが、その際に購入した下記のオイルヌメ(シボあり)で、
何か新作の鞄を作成したいと思います。今の所は、少々大きめのトートバックなんか良いかな…とも、
いろいろ検討しております。乞うご期待!

と言う事で、お楽しみ頂けたとあれば何よりです。
以上、駆け込みのブログ更新「革の卸し問屋について(前編)」となります。
次回、新規の色目を購入したいと思いますので、後半で記載できればと思います。
どの革、そして色目はどうしよう…悩む所です。
Pharos 店主
スポンサーサイト
- 2016/05/31(火) 23:51:21|
- Pharos 作品と活動記録
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0